相続や売買で土地を手に入れたときは、名義変更をしておく必要があります。これは不動産の所有者を変更する法的な手続きとなっており、手続きをしていないと権利を主張できなくなるなど、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。そうしたことになると、解決にも時間がかかりますので土地を取得したら手続きは早めに済ませておきましょう。どのように手続きをするのか、その流れについても知っておきたいところです。

まず、土地の最寄りにある法務局で登記申請書を取得します。その後は名義変更に関する必要書類を取得し、申請書を作成して署名・捺印をしましょう。できた申請書と添付書類を法務局に提出します。不足している書類があったり、書類の書き方に不備があると申請をやり直す必要も出てきますので、提出前には不備がないかしっかりと確認するようにします。

手続きは難しいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、名義変更は自分でも行うことができます。わからないことがあっても法務局で教えてくれますので、不明な点があれば質問してみましょう。手続きの際には登録免許税と呼ばれる税金も発生しますので、いくら支払うのかも確認しておきたいところです。名義変更が難しい、書類が集まらないなどの場合は司法書士のサポートも利用してみてはいかがでしょうか。

司法書士に依頼すると報酬が発生しますが、ミスのない書類を作成できるのでスムーズな手続きができるようになります。報酬は事務所ごとに違いもありますので、まずは見積もりをしてもらうことをおすすめします。